2017年10月8日日曜日

パブロ・ソロンさん、マリー・ルーさん講演ツアー 東京、大阪、京都


 ボリビア多民族国の元国連大使として、「南」の立場から不公正なグローバル化を批判し、開発至上主義から「南」の人々の生活と権利を守るために尽力されたパブロ・ソロンさんと、WTO反対や農業・森林問題などで世界のNGOや社会運動団体の運動のコーディネーター役として活躍されているマリー・ルー・マリグさんが10月下旬に来日されることになりました。各地で講演会を開催します。



27日(金)東京

30日(月) 京都

31日(火) 大阪


情報はFacebook でアップデートしていきますので、ご参照ください。

パブロ・ソロンさん、マリー・ルーさん講演ツアー2017/10月


PDFチラシ以下からダウンロードできます。

東京(表面)

京都(表面)

大阪(表面)

裏面(全国共通)

2017年4月30日日曜日

[information ]Symposium on Development, Environment, Human Rights and Peace in Asia


The Asian Development Bank, or ADB, has provide a loan, technical support or the like to development projects for the purpose of “Asia Without Poverty” since its inception. However, on the other hand, not a few residents’ groups or organizations, NGOs or social movements have been denouncing problems like displacement or eviction, environmental destruction, more debt, etc. triggered by those development project, demanding that the ADB or Japanese government should listen well to affected local residents or communities.

The 50th ADB Annual General Meeting will start in Yokohama on May 4. In addition, the meeting of the RCEP which is drawing more attention from the Japanese society because the TPP talks are running on the rocks, is planned in Manila early in May following that in Kobe Japan in March.

Considering those circumstance, we will check at this symposium what the past development-supports, activities of financial institutions, the whole concept of trade agreements have brought on people’s lives, human beings, and environment in Asia. Besides, we or activists from the different parts of Asia including Japan will consider together in terms of justice how we could design the future of Asia and relationship among people and what support the ADB or Japanese government should be desired or requested in Asia. The plenary session will be on May 2, and separate meetings on May 3, where the issues of water, food, climate change, debts, labor, etc. will be discussed.

On May 4 when the ADB AGM will kick off, we will stage a demonstration near the venue.

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May 2 (Tues) 18:30-21:00: Plenary Session
[Place] Bunkyo Civic 4th floor Hall
 1 min’s walk from Korakuen Station on the Marunouchi-line, Nanpoku-line, 1 min’s walk form Kasuga on Mita-line or Oedo-line, or 9 min’s walk from Suidobashi on the JR Sobu-line.




[Detail]
Speakers:
-       Afsar Jafri, Focus on the Global South, India
-       Hemantha Withanage, FOE Sri Lanka
-       Kazuoki Ono, People’s movement opposing the TPP, Japan, talks on “Collapsing villages and people – Considering Japanese rural villages affected by globalization”
-       Malou Tabios, Asian Peoples Movement on Debt and Development, Philippines

<Day 2nd>
May 3 (Wed) 15:400 – 21:00, Separate meetings
[Place] Bunkyo Civic 3rd floor, Meeting rooms A and B
Room A: 15:00-17:30
Climate change and coal powered energy
Speakers: Hemantha Withanage and others

Room A: 18:00-20:30
Trade

Speakers: Afsar Jafri and others

Room B: 15:00-17:30
Development Finance and Debt
Speakers: Malou Tabios and someone from PSI-APRO

Room B: 18:00-20:30
Food sovereignty
Speakers: Arze Glipo and others

*For details, see the following blog:
http://int.attac.jp/2017_01_01_archive.html

Organized by the Planning Committee of Symposium on Development, Environment, Human Rights and Peace in Asia joined and collaborated by ATTAC Japan, Focus on the Global South, Asia-Pacific Network for Food Sovereignty (APNFS), Japan Center for a Sustainable Environment and Society (JACSES), FOE Japan, PSI-APRO (Public Services International Asia-Pacific Regional Office), People’s movement opposing the TPP, Asian Peoples Movement on Debt and Development (APMDD), People’s Plan Study Group (PPSG)

Phone: Yoko Akimoto, 81-90-9824-9081


<Day 3rd>
May 4 (Turs)
14:30, Meet a square in front of JR Sakuragicho station
15:30, March for Development, Environment, Human Rights and Peace in Asia starts.
March from the square in front of JR Sakuragicho station toward Minato-Mirai, and turn to the left through Bashamichi to Yamashita Park.
Distance: Some 2 kms. Takes one hour from the JR Sakuragicho to Yamashita Park.

2017年4月28日金曜日

【イベント案内】5月4日「アジアの開発と環境・人権・平和を考える」行進

 アジアの開発と環境・人権・平和を考えるシンポジウムに併せ、以下のデモも行います。

日程: 5月4日(木・祝)
 14:30、JR桜木町駅集合
 15:00、「アジアの開発と環境・人権・平和を考える」行進出発
      桜木町駅前ひろば→みなとみらい方向→右折→馬車道
      →山下公園内解散。
      約2キロ、1時間ほど




PDF版チラシ

2017年4月14日金曜日

【イベント案内】アジアの開発と環境・人権・平和を考えるシンポジウム 「Climate Justiceと石炭発電融資」分科会

アジアの開発と環境・人権・平和を考えるシンポジウム

「Climate Justiceと石炭発電融資」分科会

~パリ協定実施におけるADB・AIIB・中国・日本の役割と責任~

アジア開発銀行(ADB)の第50回年次総会が5月4日~7日に横浜で開催される。アジア地域においてパリ協定等の気候変動に関する国際合意の適切な実施を確保するためには、開発資金ドナーとしてのADB、アジアインフラ投資銀行(AIIB)、中国、日本の責任は極めて大きい。特にCO2排出の極めて多い石炭火力発電等からの早期脱却が不可欠な中、同分野に多額の資金を提供してきた公的金融機関の動向が注目されている。本分科会「Climate Justiceと石炭発電融資」では、海外のNGO担当者を招聘し、パリ協定実施におけるADB・AIIB・中国・日本の役割と責任について議論する。

日時:5月3日15:00~17:00

場所:文京シビックホール3F会議室

http://www.city.bunkyo.lg.jp/shisetsu/civiccenter/civic.html

分科会開催団体:「環境・持続社会」研究センター(JACSES)、気候ネットワーク、国際環境NGO FoE Japan

参加費:500円(※5月3日の分科会参加費)

定員:30人

プログラム案(敬称略)(逐次通訳付):

- 開催挨拶(国際環境NGO FoE Japan、深草亜悠美)

- Climate JusticeとADBの責任(FoEスリランカ、ヘマンサ・ウィサネージ)

- ADBと日本の金融機関による石炭融資(JACSES、田辺有輝)

- AIIBと中国の金融機関による石炭融資(CEEバンクウォッチ、王娃娃<ワン・ワーワ>)

- 質疑応答

お問い合わせ:

参加登録は不要です。当分科会に関するお問い合わせは

JACSES田辺まで(tanabe@jacses.org、03-3556-7325)

※本分科会はアジアの開発と環境・人権・平和を考えるシンポジウムの分科会として開催します。シンポジウム全体についてはこちらをご覧ください。

2017年4月11日火曜日

「イベント案内】アジアの開発と環境・人権・平和を考えるシンポジウム

 アジア開発銀行(ADB)は「貧困のないアジア」を目指すとして、主に「開発途上国」における開発プロジェクトへの融資や技術支援等を行ってきました。しかし、「支援を受ける側」の諸国の多くの住民団体やNGO、社会運動団体は、開発プロジェクトがもたらす住民立ち退き、環境破壊、債務の拡大などの問題を告発し、もっと現地の声を聞くよう訴え続けてきました。

5月4日から横浜で第50回アジア開発銀行(ADB)年次総会が開催されます。 また、TPPの頓挫の後、注目が集まっているRCEP(東アジア地域包括的経済連携)の会合が3月神戸に続き、5月上旬にフィリピン・マニラで開催されます。

この機会に、これまでのアジアにおける「開発援助」のあり方や金融機関の活動、通商協定のあり方がアジアにおける人々の生活、人権、環境に何をもたらしてきたのかを国際シンポジウムで検証します。また、ジャスティス(社会的公正)という観点から、これからのアジア、人々の間の関係をどのように構想するのか、そしてADBや日本政府の支援のあるべき姿をアジア各国のNGOや活動家、日本の皆さんと共に考えます。5月2日には全体会を、5月3日には分科会を行い、水や食べ物の問題から気候変動、債務、労働の問題などの分野に分かれ、議論をおこないます。

ADB総会が始まる5月4日には、各国の活動家といっしょに、会場近くでのアクションを予定しています。


<1日目>
5月2日(火)18:30-21:00(18:00開場)
[場所] 文京シビック4Fホール[内容]
-「アジアの公正な貿易を目指して-RCEPを中心に」アフサール・ジャファリ(Focus on the Global Southインド)
-「気候変動とクライメート・ジャスティス」ヘマンサ・ウィサネージ(FOEスリランカ)
-「壊れる村と人-グローバリゼーション下の日本の村から」大野和興(TPPに反対する人々の運動)
-「ADBと食料主権」アルゼ・グリポ(Asia-Pacific Network for Food Sovereignty (APNFS)、フィリピン)
-「ADBがもたらした不平等と債務」マルー・タビオス(Asian Peoples Movement on Debt and Development (APMDD))
[参加費] 1,000円(事前申込不要)、英日通訳付き[定員]100人

<2日目>
5月3日(水・祝)15:00-21:00 ワークショップ(WSによって時間帯が異なります)
[場所] 文京シビック3F会議室A、B
[スケジュール]
A: 気候変動と石炭発電(ヘマンサ・ウィサネージ、CEEバンクウォッチ他)15:00-17:30
B: 貿易(アフサール・ジャフリ他) 18:00-20:30
C: 開発金融・債務(APMDD、PSI-APRO他)15:00-17:30
D: 食料主権(アルゼ・グリポ他) 18:00-20:30

[参加費] 500円(1日通しです)
[定員] 各30人
*詳細および更新情報は、以下のブログでお知らせします。
http://int.attac.jp/

[主催]「アジアの開発と環境・人権・平和を考えるシンポジウム」実行委員会(参加・協力団体: ATTAC Japan国際ネットワーク委員会、Focus on the Global South、Asia-Pacific Network for Food Sovereignty (APNFS)、「環境・持続社会」研究センター(JACSES)、FoEジャパン、国際公務労連アジア太平洋地域事務所(PSI-APRO)、TPPに反対する人々の運動), Asian Peoples Movement on Debt and Development (APMDD)), ピープルズプラン研究所


連絡先:peopleadb50@gmail.com(担当:秋本090-9824-9081)

PDF版チラシ


2017年1月18日水曜日

「クライメート・ジャスティス ― 気候変動と開発について考える」お知らせ

ADB横浜50周年総会にあたり
クライメート・ジャスティス ― 気候変動と開発について考える



昨年11月、COP22マラケシュ会議の直前にパリ協定が発効しましたが、地球の気温上昇を産業革命前から2度未満に抑えるという目標の具体化は先送りされたままです。それどころか先進国企業による形を変えた開発投資や土地収奪がより一層活発化するのでは、と危惧されています。

 気候変動の背景には、日本を含むほんの一握りの先進国や新興国が排出してきた温室効果ガスが背景にあります。一方で、気候変動の影響は、防災がままならず、農業や漁業など自然に頼って生活している途上国の貧しい人々に集中しがちです。このため市民社会は気候正義(クライメート・ジャスティス)を求めてきました。歴史的責任だけでなく、資金や能力のある先進国は、正義や持続性と矛盾しない、支援を求められています。

 現在、日本では、ADB(アジア開発銀行)やJBIC(国際協力銀行)が投資の枠組みを作り、官民一体となって、「質の高いインフラ輸出戦略」のもとで、インフラが未整備あるいはエネルギー需要の急増する途上国で、積極的に石炭火力プロジェクトを進めています。

 本セミナーでは、フォーカス・オン・ザ・グローバルサウス元代表のウォルデン・ベローさんをゲストに招き、また、ADBやJBICによるインフラ投資が引き起こしている問題について、現地を調査されてきたNGOの皆さんから報告をいただき、クライメート・ジャスティスの観点から気候変動と開発について考えたいと思います。


[日時] 2月3日(金)18:00~20:30

[場所] 法政大学市ヶ谷キャンパス内ボアソナードタワー3階マルチメディアスタジオ
 地図:http://www.hosei.ac.jp/access/ichigaya.html
 施設:http://www.hoseikyoiku.jp/facilities/boissonade/?pk=0300
     JR総武線・地下鉄線 市ヶ谷駅または飯田橋駅下車徒歩10分


[プログラム内容]
〇基調講演:ウォルデン・ベロー(現在、京都大学客員教授、元フィリピン上院議員、元Focus on the Global South代表)


〇報告:
・田辺有輝(JACSES)「ADBによる石炭火力発電融資~モンゴル・ウランバートルの案件を例に~」
・深草亜悠美(FOEジャパン)「インドネシアとベトナムの事例からクライメート・ジャスティスを考える」


〇コメント&提起:松本悟(法政大学教授、メコン・ウォッチ顧問)「開発協力-利己と利他のはざまで」


[共催] 法政大学国際文化学部/ATTAC Japan国際ネットワーク委員会


[参加費] 英日通訳付き。どなたでも参加できます。無料。


[連絡先] 秋本(090-9824-9081)、nag00562[α]nifty.ne.jp